カモジゴケの小山飾り。
庭園ゴケにも使われるカモジゴケは丈夫で栽培が簡単です。
信楽焼の匣(サヤ)に植えています、鉢の直径は約14㎝。
匣(サヤ)とは、陶器や磁器を窯で焼くときに燃料の薪の
灰が作品にかからないように保護する容器のことです。
この匣の中に入れて積み重ねて窯で焼成します。
割れた匣の再利用ですが、信楽焼のサヤには灰が自然釉と
なって付着して良い色や景色になっています。
鉢底穴は開けました。
ギンゴケの平鉢飾り。
ギンゴケには基本的に用土は必要ありません。
ほかの苔も混じっていますが、綺麗に育っています。
でもギンゴケの栽培は難しいです。
鉢の大きさは一辺が12㎝の正方形で、常滑焼です。
育てているギンゴケに胞子が入っている蒴が出てきました。
あまり上手く栽培できていませんが、用土を使わずに植えて
半日陰での管理は正解のようです。
暖地(大阪の平野部のような)では南側にはギンゴケは
生えません。
東側の道路のアスファルトとコンクリートの側溝の間や
側溝の側面に生えています。
暖地では直射光が当たり過ぎる場所は暑くなりすぎて
ギンゴケが枯れてしまいます。
Bryum argenteum
↑は半日陰で日光の当たり具合がちょうどいい感じの場所で
管理しているギンゴケです。
これには蒴がほとんど出ていません。
他方↑は半日陰で暗すぎる場所で管理しているギンゴケです。
栽培場所を変えなくてはいけません。
裏庭の苔です。
ヒツジゴケの仲間です。
裏庭には冷温帯性雨林に自生するディクソニアを植えて
あるので定期的にホースで雨を降らせます。
なので地面には苔が生えています。
↑これはホウオウゴケの仲間でしょうか。
春から夏はハッカクレンの葉の下になるところに生えています。
↑これは灯籠の足元近くのヒツジゴケです。
↑植木鉢の中にもシッポゴケ(栽培しているものから零れ落ちたもの)
やゼニゴケ(←これは要らない、嫌い)。
他にもギンゴケやホソウリゴケ,スナゴケなどを庭で見ることが
出来ます。
まき苔(まきゴケ)でヒツジゴケを増やします。
ヒツジゴケはよく見かける苔で、匍匐(ほふく)して広がる
ので、比較的簡単に増やし易い苔です。
まず、庭で採取した苔をほぐして広げます。
この時にゼニゴケやジャゴケが混じっていれば取り除きます。
少しでも残すとゼニゴケなどが増えて厄介です。
ヒツジゴケの場合は用土を使います。
用土は雑草の種子の無い、ゼニゴケなどが混じらない無肥料で
腐植質の無い清潔なものを使うようにします。
細かくしたゼニゴケを用土に押し付けるように馴染ませ、
水遣りをします。
後は害虫予防のために防虫ネットで覆ったら完成です。
不織布での代用は水を通さないのでダメです。
防虫網は水を通すので、上からそのまま水遣りが出来ます。
ガガンボの幼虫やガの幼虫が苔を食害することがあるので
害虫対策をします。
ダンゴムシやナメクジが入らないように隙間を作らないように
防虫網をひもで結びます。
このまま水やりを続けて全体に苔が広がるのを待ちます。
枯らしたのに、またギンゴケを買いました。
暖地の大阪府での栽培なので、朝日の時だけ直射日光の
当たる東側に置いて育てようと思います。
南向きの場所だと日光が当たりすぎて熱くなるので、
日光は午前中だけで十分です。
当然、西日は禁物です。
ギンゴケのアップの写真。
ギンゴケに用土は必要ありません。
無施釉の鉢に張り付ける感じで大丈夫です。
害虫はダンゴムシ等の食害に注意します。
害虫が侵入しないような棚の上で栽培します。
↑自宅の側溝で採取したギンゴケです。
取り除いてはいるのですが、ハリガネゴケも混じっています。
培養開始から半年が経っています。
コロニーを形成しつつあります。
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