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ラン Orchid

2022年11月24日 (木)

Isochilus linearis var. compactum

Pb242005_1_1 Isochilus linearis var. compactum

イソチラス・リネアリス コンパクタムの花です。

茎の頂点に普通、複数の花を咲かせますが、基本種と異なり

花数が少なく2~3輪です。

Pb242008_3_1 Isochilus linearis var. compactum

花の大きさは子房の部分も含めても1㎝ぐらいです。

草丈も10㎝ほどです。

Pb191996_1_1 Isochilus linearis var. compactum

蕾の段階の様子。

Pb242007_2_1 Isochilus linearis var. compactum

花を前から見た様子。

Pb242009_4_1 Isochilus linearis var. compactum

全体像。

洋蘭用のバークで植えています。

鉢は素焼鉢ではなく焼締め鉢です。

成長期は水を好みます。

Pb242011_1_1 root of Isochilus linearis var. compactum

バルブは細いですが根が直径3~4㎜と太く、水を溜める

役目を果たしていると思われます。

2022年7月 2日 (土)

セッコクのウイルス病と実が生った。

P6301793_7_1 Dendrobium moniliforme leaf infected with virus

石斛(セッコク)の葉の写真です。

葉がまだら模様になっていたらウイルス病(バイラス病)を

疑います。

買ったこの株もウイルスに感染している様です。

P6301792_6_1 Dendrobium moniliforme leaf infected with virus

写真では判りづらいですが、この葉もまだら模様(緑色の部分と

黄色っぽい部分が混ざり合っている)になっています。

強めの日光に当てて育てているとウイルスの病斑が見えにくくなります。

こうなると焼却処分するしかありません。

探し求めていた品種だったので残念です。

P6301791_5_1 Dendrobium moniliforme seed cupsule

別株のセッコクに実が生っていました。

山野草店などで、はじけた後の莢を見かけることはありますが、

庭で実が生ったのは初めてです。

実の長さは付け根から約2.5㎝。

もう少しで実が割れて種を飛ばしそうです。

 

2022年6月30日 (木)

ネジバナの花

P6191770_1_1 Spiranthes sinensis

ネジバナは身近に自生する、とても美しい蘭です。

螺旋状に咲き上がる姿が面白いです。

P6191771_2_1 Spiranthes sinensis

開花すると一つ横の蕾を押すので螺旋状になるそうですが、

らせん状にならずに一直線で咲く個体もあります。

2022年6月14日 (火)

Dendrobium aphyllum `Madam Royal’

P6131746_4_1  Dendrobium aphyllum `Madam Royal´

成長期は春から秋で、晩秋からの休眠期は葉を落とし休眠

します。

休眠期明けに葉のないバルブに花を咲かせます。

冬の間は室内で吊り下げたまま、何も世話をせずに冬越し

させています。

P6131747_5_1 Dendrobium aphyllum ‘Madam Royal’

以前はDendrobium pierardiiと呼ばれていた蘭です。

 

2022年5月29日 (日)

Cattleya mossiae `JP48´

P5281700_3_1 Cattleya mossiae `JP48´

カトレヤ・モッシエの花です。

花の幅は約14㎝。

「JP」は「Jungle plant 山木(山採り株)」という意味です。

色彩はtipo(ティポ,普通色)でC.モシエで一般的な色調です。

C.モッシエは香りが強く、蘭園を訪れた時の臭いがします。

2022年5月11日 (水)

Den.amabile

P5111648_2_1  Dendrobium amabile

Callista(カリスタ節 房咲きの物が多い ラテン語の‘Kallistos’

‘とても美しい’の意味),Athecebium亜属

デンドロビウム・アマビレの花です。

(‘アマビレ’はラテン語の`amabilis´‘愛すべき,愛らしい’の意味)

ベトナムの北部山岳地帯の森に自生します。

自生地では一年中降雨が多く湿度が70~90%もあります。

自生地の夏の気温は最高でも26℃ぐらいですが、日本の夏の暑さも

平気です。

冬は自生地の環境とは異なり乾燥気味に管理します。

耐寒気温は10℃。

P5041629_7_1 Dendrobium amabile

蕾の様子です。

他のデンドロビウムよりも木陰を好みます。

草丈は約65㎝、大型の蘭です。

P5091647_1_1  Dendrobium amabile

デンドロビウム・アマビレの開花直前の蕾。

P5081639_1_1 Dendrobium amabile

一房開花しました。

栽培棚の広さの関係上バルブを縛って束ねているので、

伸び伸びとは咲いていません。

P5111651_3_1 Dendrobium amabile

太陽が出ているときは花弁が良く開きます。

夕方になると少し閉じます。

P5111655_4_1 Dendrobium amabile

茎を束ねている紐を解きました。

本来は、この様に斜上したバルブに咲きます。

P5111658_5_1 Dendrobium amabile

この株は自生地由来の山木です。

人の手で品種改良されていなくても、自然でこれだけ美しいです。

P5111662_6_1 Dendrobium amabile

森の中のシャンデリア。

 

2022年3月25日 (金)

世界らん展 と SDGs

P3251494_3_1 Flower Bud of Dendrobium amabile

自宅で育てているランの花芽です。

世界らん展が昨日から開催されていますが、自分で

育てている蘭は開花には程遠いです。

世界らん展に開花時期を合わせるには加温が必須です。

石油や電気,ガス、いずれにしてもエネルギーを消費します。

特に東日本の今の時期は地震の影響で電力が不足していて、

天然ガスもロシアとウクライナの戦争で供給が不安定です。

石油の価格も高どまりしています。

開催を1ヵ月遅らせるだけでも、蘭の促成栽培による二酸化炭素

の排出量を少なく出来ると思うのですが。

趣味家だけではなく農業全体でも考えるべき課題です。

2021年6月24日 (木)

ネジバナの花

P6240939_1_1  Spiranthes sinensis

ネジバナの花が咲いています。

芝生の雑草としか思われていませんが、これほど美しい

蘭の花が身近で見られるのは奇跡です。

1株育てていると自然と色々な鉢の中から育ってきますが、

ネジバナだけを栽培すると意外と難しいです。

2021年4月21日 (水)

Cattleya mossiae JP48

P4190573_10_1 Cattleya mossiae  `JP48´

カトレヤ・モシエ`JP48´ (JPとはJungle plant,山採り株の意味です)。

花の大きさは幅が13㎝ぐらいです。

育て方が下手で1輪ですが、毎年咲いてくれます。

カトレア用の栽培棚ではないので遮光率が高すぎるようです。

でもC.モッシエは丈夫なので咲きます。

P4190574_11_1 Cattleya mossiae  ‘JP48’

昆虫目線で蕊柱(ずいちゅう,コラム)までの誘導路を観察。

日中はとても良い香りを漂わせます。

2020年10月21日 (水)

細かいようですが、気温が下がり洋蘭を部屋に入れる前に。Den.amabile

Pa200167_4_1 Dendrobium amabile

デンドロビウム・アマビレの茎と葉の写真です。

葉の付け根部分に蜜腺のような物があり、粘着質の樹液を出しています。

用心棒に昆虫を誘うためでしょうか。

この樹液に黒いカビが生えている状態です。

これを濡れたティッシュ等で拭き取ります(取れない場合は食器用洗剤の

使用も可)。

植物の上から如雨露で灌水して葉の汚れを落とします。

全体に農薬を散布して消毒をします。

何日か屋外の栽培棚に置いてから、ランを室内に取り込むようにします。

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