今日は長崎平和記念式典の日でした。
九州などの地震に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます。
南海トラフ巨大地震注意情報も発せられています。
猛暑も続いています。
色々大変です。
デンドロビウム・アマビレ
今年は株を半分ぐらいの大きさにして植替えをしました。
株分けはハサミも使って、結構な重労働でした。
7月下旬から3本の新しいバルブが出てきています。
今の大きさは5㎝から10㎝。
洋蘭用バークで素焼鉢に植えています。
新芽を育てるために液肥を与えています。
↑この株の花の写真です。
この株は、かつて流通していたベトナム山採り株でとても気難しいです。
原種なのでさらにデリケートです。
株分けや植替えをすると、何年も花が咲かないことがあります。
デンドロビウム・アマビレの花。
Dendrobium属,Athecebium亜属,Callista節、
Callista節には房咲きのものが多いです。
種小名のamabileはamabilis(アマビリス,ラテン語で‘愛すべき’・
‘愛されるような’)の意味。
callistaは(ラテン語でkallistos‘とても美しい’)という意味です。
ベトナム北部の標高1,000mぐらいの山岳地帯の森の中に自生して
います。
写真の個体は、今では流通しない山採りの株です。
自生地の気温は冬は10℃,夏は27℃程度で一年を通し
雨が降り、湿度は70から90%と高いです。
日差しは木の葉で遮られ、一般のデンドロビウムよりも
遮光された状態で生育します。
開花株を室内に飾ると、花が少し閉じてしまいます。
日差しがあると花は平開します。
この株はバルブ(茎)の数が増えても、毎年3本の花房しか
咲かせません。
自生地では一年中、雨が降っていますが、日本での栽培では
冬は乾燥気味に管理します。
冬の栽培場所の最低気温は10℃を確保します。
自生地で本当に自然に咲いているのか一度は見てみたい花です。
樹の上に咲くランなので見上げるように観賞するのが正しい
のかも知れません。
パフィオペディラム・カロサムの栽培に失敗しています。
原因はヤスデが鉢の中に入ってしまい、食害していました。
その後の回復が上手くいっていません。
枯れて腐っている根もあるので、近日中に植替えをして
みようと思います。
状況から春まで待てないようです。
Paphiopedilum 属(パフィオペディルム,パフィオペディラム)
はワシントン条約で国際間取引が制限されています。
また、国内では「種の保存法」でパフィオペディルム属の全種が
国際希少野生動植物種に指定されていて、個体の登録が必要です。
個体の登録は「一般社団法人 自然環境研究センター」で行います。
繁殖させた個体の販売は可能ですが、交配種を除くパフィオペディラム
の原種の販売には「登録票」が必須です。
Athecebium 亜属 Callista 節(節のKallistos ラテン語で‘とても美しい’の意味)
Dendrobium amabile
デンドロビウム・アマビレ(旧学名 Dendrobium bronckartii)
ベトナム北部の山岳地帯(標高1,000~1,500m)に産する蘭です。
学小名(amabilis はラテン語で「愛すべき・愛されるような」の意味)
の通り`愛らしい´花を咲かせます。
自生地では冬の間も降雨が続き湿度が高いのですが、日本での
冬の栽培は乾燥気味に管理します。
Isochilus linearis var. compactum
イソチラス・リネアリス コンパクタムの花です。
茎の頂点に普通、複数の花を咲かせますが、基本種と異なり
花数が少なく2~3輪です。
Isochilus linearis var. compactum
花の大きさは子房の部分も含めても1㎝ぐらいです。
草丈も10㎝ほどです。
Isochilus linearis var. compactum
蕾の段階の様子。
Isochilus linearis var. compactum
花を前から見た様子。
Isochilus linearis var. compactum
全体像。
洋蘭用のバークで植えています。
鉢は素焼鉢ではなく焼締め鉢です。
成長期は水を好みます。
root of Isochilus linearis var. compactum
バルブは細いですが根が直径3~4㎜と太く、水を溜める
役目を果たしていると思われます。
Dendrobium moniliforme leaf infected with virus
石斛(セッコク)の葉の写真です。
葉がまだら模様になっていたらウイルス病(バイラス病)を
疑います。
買ったこの株もウイルスに感染している様です。
Dendrobium moniliforme leaf infected with virus
写真では判りづらいですが、この葉もまだら模様(緑色の部分と
黄色っぽい部分が混ざり合っている)になっています。
強めの日光に当てて育てているとウイルスの病斑が見えにくくなります。
こうなると焼却処分するしかありません。
探し求めていた品種だったので残念です。
Dendrobium moniliforme seed cupsule
別株のセッコクに実が生っていました。
山野草店などで、はじけた後の莢を見かけることはありますが、
庭で実が生ったのは初めてです。
実の長さは付け根から約2.5㎝。
もう少しで実が割れて種を飛ばしそうです。
Cyclamen シクラメン Dudleya ダドレア属 Helleborus クリスマスローズ Rose バラ Tecophiaea テコフィレア Tillandsia チランジア グラス類 grass ソテツ類 Cycadaceae ハーブ herb ビオトープ biotope ベビーティアーズ Soleirolia soleirolii ラン Orchid 古典園芸 Japanese traditional horticulture 四季なりイチゴ Wild Strawberry 園芸 horticulture 多肉植物 succulent 山野草 wild plants 果樹 fruit tree 珍しい植物 盆栽 Bonsai 美術 art 苔 moss 趣味 野菜 vegetables
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