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Rose バラ

2022年5月 8日 (日)

種子から育てたバラのその後。

P5081644_6_1  Rosa gallia seedling blossom

ロサ・ガリカの実生苗の花です。

八重咲の花が咲きました。

花径は約6.5㎝。

ロサ・ガリカ・オフィキナリスに似ています。

元々八重咲の遺伝子があったのか、他のバラとの交配が

原因だと思います。

P5081645_1_1  Rosa gallica seedling blossom

花はロサ・ガリカと同じように夕方になったら閉じます。

バラは種子から芽が出て2年目に開花します。

P5061637_15_1 Rosa gallica

↑の写真は実生親のロサ・ガリカの花です。

花径は約5㎝。

花弁に白いシミが現れます。

この白い点々がウイルスによるものではと疑い実生を試みました。

2022年5月 6日 (金)

タカネバラの花

P5051635_13_1 Rosa nipponensis

タカネバラ(高嶺薔薇)不忘山の花です。

花の大きさは径3.5㎝。

一日花です、翌日には散ってしまいます。

P5051636_14_1 Rosa nipponensis

樹高は約30㎝。

山岳に咲く、小型のバラです。

意外と暑さに強く、大阪の平野部でも普通の草花のように栽培できます。

用土は山野草用の物を使っています。

P5031607_1_1 Rosa nipponensis

タカネバラの蕾。

栽培は水切れに注意します。

用土が完全に乾いてしまうと枯れてしまいます。

 

 

2021年11月23日 (火)

紅葉の見頃は一瞬です。タカネバラ

Pb231342_4_1 Rosa nipponensis

タカネバラ(高嶺薔薇)の紅葉です。

Pb141321_3_1 Rosa nipponensis

紅葉し始めのタカネバラの葉。

Pb191335_1_1 Rosa nipponensis

庭で毎日見ていますが、紅葉の最高潮は1日間位です。

これはモミジも同じで、本当に紅葉が綺麗な時は、

ほんの僅かです。

育てているからこそ見ることが出来る一瞬です。

2021年9月18日 (土)

ロサ・ガリカの実

P9171129_1_1 fruit of Rosa gallica

原種バラ ロサ・ガリカの実です。

実が色付いてきました、長さが1.5㎝。

名前の由来はフランスの古い呼び名のガリア地方からきています。

もう少し熟したら種子を取り出し、発芽抑制物質を洗い流し

採り蒔きをすると苗が得られます。

バラは発芽率がとても悪いです。

また、他品種との交雑の可能性もあり、実生をしても良い花が咲く確率は

低いです。

P9171130_2_1 Rosa gallica seedling

今年に発芽したロサ・ガリカの苗です。

1株だけですが、25㎝ほどの茎が2本,10㎝ほどの茎が1本育っています。

ロサ・ガリカの花弁に入る白い斑点がウイルス病ではないかと思い、

実生を試みました。

順調に育てば来春には開花しますが、どの様な花が咲くのかは未知数です。

今のところ病気には強いようです。

2021年5月10日 (月)

ハマナスの花

P5090707_1_1 Rosa rugosa blossom

ハマナスの花  花径は約8㎝。

ハマナスの花はバラの良い香りがします。

性質も丈夫(病気になりにくい)で原種バラの中では特に好きです。

花色は様々な系統があります。

P5080704_3_1 Rosa rugosa bud

ハマナスの蕾は、まさに薔薇の印象です。

花はすぐに散るのですが、大株すると開花期間を長くできます。

棘が多いので敬遠されがちですが、上手く栽培すれば紅葉も楽しめ

魅力の多い薔薇です(秋に葉が黄色く色付く系統もあります)。

ハマナス交配(ハイブリッド・ルゴサ)系統のバラにも丈夫で

美しい品種が多いです。

P5090718_5_1 Rosa rugosa  blossom

バラの香りは開花一日目が強く香ります。

香水かと思うぐらいの香りがします。

P5100723_2_1 Rosa rugosa 

2日目のハマナスの花。

香りは弱くなっています。

だいたい二日咲いて散ります。

実が生る様子も綺麗なので、花ガラは残したままでも良いです。

花ガラを摘むと返り咲きしやすくなります。

P5100728_4_1 Rosa rugosa 

P5110738_5_1 Rosa rugosa 

この花は三日目も咲いています。

気温がまだ低いのか、曇りの日があったのが花を長く持たせた原因だと

思います。

2021年5月 6日 (木)

Rosa gallica の発芽(実生)と花弁の白い斑点

P5100721_1_1   blossom of Rosa gallica

ロサ・ガリカの花です。

ロサ・ガリカは最も古い栽培バラとして有名で、古代ギリシャ,ローマ帝国

でも育てられていました。

自生地が広い為、または交配育種の結果、花色や花弁数にはバリエーション

(系統)がいくつも存在します。

ローマ帝国では貴族の館での宴の時にロサ・ガリカの花びらを天井から

降らせたそうです(香りを楽しみます)。

 写真の接木苗のロサ・ガリカの花弁には白い斑点が入ります。

P5060688_3_1 white spots on petal of Rosa gallica

写真は、花弁に入る白い斑点。

これをウイルス病の影響と考えて2年前から実生に挑戦していました

(実生するとウイルスから逃れられます)。

P5100724_3_1 Rosa gallica

↑の写真の方が白い斑点が判りやすいです。

本当ならば別株のロサ・ガリカとクロス交配させたかったのですが、

ロサ・ガリカの苗を売っているところがほとんどありません。

P5020658_3_1  sprout of Rosa gallica

まだ、双葉が残るロサ・ガリカの幼苗です(本葉が出ています)。

雑草と間違えそうですが、2年間種を蒔き続けて初めて1つ発芽しました。

1年間栽培して来年の春に開花予定。

栽培品種の薔薇のほとんどは雑種なので、普通は実生はしません

(実生で育てても良い花が咲く確率は極めて低いです)。

でも今回を機にネットで調べると結構実生に挑戦している人がいて

驚きました。

バラの種子は概して発芽率が悪いらしいです(2年間の経験上もそうです)。

まして、クロス交配ではなく自家受粉させた種子なので弱いです。

P5020660_4_1  Rosa gallica bud

この小さな苗が無事に育つか判りませんが(そもそもご近所の園芸品種の

花粉で受粉している可能性もあります)、花弁に斑点入らないロサ・ガリカ

の花が咲く事を期待しています。

P5100727_3_1 Rosa gallica

ロサ・ガリカの花は夕方になると花弁を閉じます。

P5100725_1_1 Rosa gallica

翌日、日が昇るとまた花を広げます。

 

 

2020年5月13日 (水)

ハマナスの花が咲いています。

P5132356_1_1 Rosa rugosa

ハマナスの花(花径は約9㎝)。 

ローズピンクの花色が鮮やかです。

花色は自生地や系統で異なります(薄いピンク色や白色もあります)。

花は一日花で翌日には花弁が散りますが、大株にすると次々と咲くので

長い間楽しめます。

香りの良さ(香油の原料になります)や丈夫さ、病気に強いなど魅力の

多い薔薇です。

花や根を染料としても使われます。

寒い地域に自生するバラですが、暖地の大阪の平野部でも育ってくれます。

2020年5月10日 (日)

タカネバラ 蔵王・不忘山 栽培品

P5102329_1_1  Rosa nipponensis

タカネバラ(蔵王・不忘山(ふぼうさん)系統)の花が咲きました。

花形が良い選別品種で、山採りではありません。

2013年に苗を買って一度も開花していなかった株です(去年に蕾を

着けましたがイモムシに食べられました)。

7年越しの執念の開花です。

肥料が少なかったのかもしれません。

P5102330_2_1  Rosa nipponensis

花径は3.5㎝ほどの小輪です。

近年、タカネバラとして売られているものは別種であることが多いです。

オオタカネバラと違い小葉が多いです。

P5102335_3_1  Rosa nipponensis

本物のタカネバラは樹高は25㎝ぐらいと低く、全体に小柄です。

株元の地下からシュートを出し増えます。

枝の寿命は短く、株元からの新枝で更新するようです。

P5082327_10_1  Rosa nipponensis

蕾のときは濃いローズピンクです。

P5102336_4_1  Rosa nipponensis

花を横から見た様子。

暖地の大阪の平野部でも、結構栽培できます。

夏は半日陰で強光をさけますが、その他は丈夫です。

雨除けもしていません、葉に病気が出ますが株は枯れません。

P5112344_5_1 Rosa nipponensis

開花翌日のタカネバラの花。 

タカネバラの花は一日花です。

花弁はすぐに散ってしまいました。

 

2020年5月 8日 (金)

食香バラ`紫枝´が咲きました。

P5082324_8_1 Rosa `紫枝(Zuzu)´

食香バラ`紫枝(ずず)´の花です。

花径は10㎝ほど。

中華人民共和国の香料用の品種です。

一輪咲いただけでも株の周りがバラの香りになります。

食香バラ`紫枝´は四季咲きですが、返り咲きするぐらいで

大阪の夏は暑すぎて開花を休みます。

P5082313_2_1  Rosa `紫枝(Zuzu)´

食香バラ`紫枝´の花は開花してから2日ぐらいで散ってしまいます。

うどんこ病や黒星病にあまり罹りません。

ハイブリッド・ルゴサを育てているような感じです。

チュウレンジハバチなどの害虫は普通のバラと同様に発生します。

P5082315_1_1  Rosa `紫枝(Zuzu)´

香りは、花が開いた時が一番強く香ります。

夕方には香りが無くなってしまいます。

花を収穫するなら午前中の半開きの時に行います。

2019年5月 3日 (金)

食香バラ ‘紫枝’ の花もち

P5031590_6_1  Rosa `Zuzu'

 食香バラ‘紫枝’の花です。

開花して2日目の夕方頃には、花弁がハラリハラリと

1枚ずつ散ります。

散る様子も美しい薔薇です。

ハマナスは一日花ですが、‘紫枝’は2日もちます。

 散る間際まで、花は良い香りがします。

P5031591_7_1  Rosa `Zuzu'

 夕方に翌日の朝開く蕾がほころび始めます。

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