コノフィツム・ブルゲリ ↑の株の直径は約1.5㎝。
コノフィツム・ブルゲリの自生地は、南アフリカのごく一部で
Aggeneys redoubt(アゲネイズ砦←たぶん地形の呼称)近く、
Quartz-strewn valley(水晶を散らした谷)に在ります。
自生地では植物体は石英の礫や土中に隠れ、開花時以外は発見が
困難だそうです。
去年の脱皮した薄皮を取り除かないと↑の株のようになります。
カモフラージュ効果は抜群です。
梅雨頃から夏の休眠期は日陰で管理します。
休眠中は殆ど水を必要としません。
日陰で体力を温存させながら夏越しさせます。
大阪の平野部では水やりの再開は10月頃からです。
flowers of Aloe descoingsii ssp. augustina
アロエ・ディスコイングシー 亜種アウグスティナの花が
咲きました。
花の大きさは12㎜。
アロエ・デスコイングスィイ(種の保存法での正式な表記名)。
アロエ・ディスコイングシーは「種の保存法」に記載されていて、
個体登録が必要です。
登録票が無ければ譲渡・売買ができません。
種の保存法は列記主義(規制対象を書いてあるものに限定、書かれて
いないものは対象外)を採っているので、このブログに載せている
アロエ・ディスコイングシーは亜種のアウグスティナなので登録の
必要はありません(ディスコイングシーの亜種の記載はありません
でした。令和6年現在)。
ワシントン条約にはアロエが全種記載されています(アロエ・ベラを
除く)。
Aloe descoingsii ssp. augustina
アロエ・ディスコイングシー亜種アウグスティナの葉。
ロゼット径は約6㎝。
↑夏の間ずーっと休眠中のコノフィツム・エルンスティー。
梅雨の頃から一切水を与えず、室内に取り込んでいました。
夏の間の置き場所は窓際の日陰です。
夏の休眠中は、結構暗くても大丈夫です。
出来るだけ涼しく夏越しさせてください(冷房の風には当てないで)。
9月も半ばに差し掛かっていますが、乾燥に耐えている姿を見て
そろそろ水やりを開始したい衝動にかられますが、
今、水を遣ると腐ります(大阪府の平野部基準)。
↑休眠中のコノフィツム・ブルゲリ。
今年は秋になっても暑さが厳しいので、水やりの開始は10月
まで待った方が良さそうです。
用土は山野草用のものを使っています(赤玉土や鹿沼土が主体)。
鉢は素焼鉢です。
↑リトープス
リトープスの夏の置き場所は室内の明るめの場所。
リトープスも梅雨の頃から一切水を与えていません。
これも今の時期に水やりすると恐ろしいほど徒長します。
一度でも徒長させてしまうと、元の形への回復が困難なので
水やりを始めないようにします。
リトープスの脱皮(2枚の古い葉が枯れて、2枚の新しい葉が
出てくる)。
自生地では脱皮後は乾季なので植物体の天面が地面すれすれに
潜ります。
そのまま乾季を耐え忍びます。
半年後に雨が降ると大きく成長し、地上に現れて花を咲かせ種子を
作ります。
まだ4月が始まったばかりですが、気温は5月中旬頃です。
すでに中温性の洋蘭を屋外栽培に移して十分な気温です。
本来ならば、大阪では「造幣局の桜の通り抜け」を基準に
洋蘭を屋外に移しますが、今年はソメイヨシノが咲く時期で
大丈夫です。
地球温暖化と異常気象でめちゃくちゃです。
トマトの実生も出窓で蒸らして半分失敗です。
今年は室内で管理しなくても良かったのではと考えさせられます。
Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’
クラッスラ・ルペストリス`ファンタジー´(舞乙女錦)。
クラッスラ`ファンタジー´はある程度の長さに成長すると
下葉から枯れ上がることがあります。
挿木した小さな個体には、この症状は現れにくいです。
Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’
↑の写真のように葉が枯れて乾燥してしまいます。
やがて茎も水を送る能力が喪失し上まで枯れていきます。
一度、枯が始まると止めることが出来ません。
株の老化と夏の暑さが原因のような気がします。
暑い夏の水やりで根が枯れるのかも。
クラッスラ`ファンタジー´は斑入り品種なので遮光下で
育てます。
なつを涼しく過ごさせる工夫が必要です。
Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’
↑の写真はほぼ頂点まで枯れ上がってしまった株です。
葉枯れが始まると、すぐに健全な部分よりも上で切って
挿木をします。
枯れた部分からは発根しません。
Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’
葉が枯れて茎も枯れると水を吸い上げないので、葉が
干からびます。
こうなると挿木をしても成功率が低くなります。
挿木の方法は、健全な茎の部分で切って乾燥した用土に
挿すだけです。
切り口が乾燥するまで2~3日待って水やりを開始します。
挿木の適期は春と秋。
アロエ・アルボレッセンス(キダチアロエ)
暖冬のため、まだ霜よけをしていないので花を
見ることが出来ました。
例年ならば頭からビニール袋を被せてしまうので、
花はギリギリ観賞できません。
花の構造はどのアロエも同じですね。
花筒が長くて花蜜までの距離が長そうです。
日本でも結実することがあるようですが、冬なので
大阪の平野部でも花粉を媒介する昆虫は飛んでいません。
豪快な花を咲かせます。
葉は寒さに当たって赤く変色しています。
開花させるコツは良く日光に当てること。
震災と事故の犠牲者の方々に謹んで哀悼の意を表します。
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