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Tecophiaea テコフィレア

2024年3月28日 (木)

Tecophilaea cyanocrocus テコフィレアの花。

P3273133_1_1  Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア・シアノクロッカスの花。

インクブルーと称される深い青色の花です。

自生地では球根は深く潜り、地上から最大で12㎝ぐらいの

深さに位置します(球根から出る「牽引根」に引っ張られ

地下に潜ります)。

球根が深い位置にあるのは休眠期に、地上の乾燥から守る

為です。

P3243121_1_1 Tecophilaea cyanocrocus

日本では多湿のため基本的には鉢植えで管理しますが、

鉢植えでも3㎝から4㎝の深さに植え付けます。

浅植えをしても毎年球根は地下にもぐります。

何年も植替えをしていないと4号鉢だと球根が鉢底に

達します。

P3253123_3_1 Tecophilaea cyanocrocus

用土は山野草用の水はけの良いものが適しています。

素焼鉢やテラコッタ鉢で育てると、球根を腐らせるリスクを

少なくできます。

雨除け栽培をします。

夏の間の休眠期は球根を掘り出さずに、鉢土ごと乾かして

夏越しさせます。

経験上、自家受粉しにくいようです(種子は採れますが発芽率

は不明)。

 

2024年1月28日 (日)

Tecophilaea cyanocrocus テコフィレアの芽が出ました。

P1263044_4_1 Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア・シアノクロッカスの芽。

大きさは約2㎝。

今年は暖冬なので生育が順調です。

ある程度の耐寒性はありますが、凍らせないように保護は

必要です。

植え替えていないので、雑草も元気です。

2023年2月17日 (金)

テコフィレアの生育状況。

P2162161_1_1 Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレアは現在、草丈が3から4㎝です。

まだ、最低気温がマイナスになる日がありますが、屋外の

ビニルハウスで頑張っています。

大阪の平野部で栽培していますが、凍結さえしなければ

耐寒性は意外と強いです。

去年に播いたテコフィレアの種子は発芽しませんでした。

自家結実せずに種子が‘しいな’だったのかも知れません。

2022年5月27日 (金)

テコフィレアの種子を採る。

P5211679_1_1 Tecophilaea cyanocrocus seed pod

一週間ぐらい前にテコフィレア・シアノクロッカスの種子を

採りました。

たぶん、自家受粉した種子だと思います。

P5211680_2_1 Tecophilaea cyanocrocus seeds

莢の中には2個の種子がありました(大きさは約4㎜)。

まだ、黒色に成熟していませんが、地上部がもう枯れているので

採取し鉢土の中に埋めておきました。

秋になると発芽してきます。

 テコフィレア・シアノクロッカスは地上部が枯れたら、秋まで

休眠するので水遣りを停止します。

9月下旬から10月に水遣りを再開します。

2021年9月13日 (月)

テコフィレア の植替え。

P9131115_1_1  Tecophilaea cyanocrocus bulbs

そろそろ秋の園芸の季節です。

鉢土ごと乾燥させていたテコフィレアを植え替えます(休眠期は掘り

上げません)。

ティコフィレア・シアノクロッカス(テコフィレア,テコフィラエア)

の球根の植替え時期です(9月中旬ごろ)。

写真は表土を取り除いた様子、球根の側面から根が出ている様子が

わかります。

P9131117_3_1 bulb od Tecophilaea cyanocrocus

掘り上げた球根は、乾いた外側の皮や枯れた葉と去年のしぼんだ球根を

取り除きます。

普通は毎年、古い球根の上に新しい球根を形成します。

P9131119_5_12 bulbs of Tecophilaea cyanocrocus

上の写真は球根が潜る様子です。

去年の球根は枯れてしぼんでいて、新しい球根が牽引根(けんいんこん)

に引っ張られて古い球根よりも深い位置にきています。

牽引根が縮む(おそらく乾燥する時に)ことで球根を潜らせます。

P9131118_4_1 Tecophilaea cyanocrocus bulbs

根の付き方はタマネギと同じです。

P9131120_6_1 Tecophilaea cyanocrocus

きれいに掃除をした球根を新しい用土で植え替えます。

植える深さは球根の下まで3~4㎝です。

用土は有機質を含まない、又は少ない山野草用のものが適切です。

元肥を入れるよりも、発根して芽が出てから置き肥をする方が安全です。

植木鉢は素焼鉢を使っていますが、別に他の鉢でも大丈夫です。

9月中旬から10月に水遣りを開始します。

ある程度の耐寒性はありますが、凍るような温度に当てると花が

咲きません。

日当たり良く管理します。

分球と実生で増えます。

 

2020年9月 9日 (水)

テコフィレアの植替えと牽引根。

P9090097_1_1 Bulbs of Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア(ティコフィレア)・キアノクロッカスの植替えをしました。

植え付け適期は10月らしいです。

テコフィレアは毎年新しい球根を作り、鉢底の方に潜るので植替えをします。

夏の休眠中は水遣りを止め、鉢ごと(球根は掘り上げず)室内に取り込み

日陰で乾かします。

P9090098_2_1 traction roots of Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレアの牽引根です(完全に干からびています)。

普通、球根1つに一本ついています。

根の表面を観察すると収縮した痕が見られます。

この根が収縮することで、球根を地中深くに引き込みます。

2018年3月26日 (月)

テコフィレアの花

P3150956_1_1 Tecophilaea cyanocrocus

 今年も‘アンデスの青い宝石’が咲きました。

インクブルーとも例えられる青い花です。

 休眠期は鉢土ごと断水して乾燥させているので

植えっ放しです。

P3150957_2_1 Tecophilaea cyanocrocus

 夜や雨の日は、花は閉じます。

 用土は山野草用のものが良いです。

球根は休眠期に掘り上げて保管するよりも、

鉢ごと乾燥させて雨の当たらないところで管理する方が

簡単です。




2017年3月17日 (金)

テコフィレアの花

P3170570_1_1 Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア・シアノクロッカス

アンデスの青い宝石とよばれる花です。

インクブルーと言われる鮮やかな花色が綺麗です。

砂漠に生える植物なので球根は深く潜ります。

P3170575_5_1 Tecophilaea cyanocrocus

 日が当たらなくなったら(気温が下がったら?)花が閉じます。

 分球で増えてくれます。

 花後に葉が枯れてきて休眠期に入ると鉢のまま(鉢土ごと)

乾かして秋まで日陰で保管します。

P3180578_1_1 Tecophilaea cyanocrocus



2015年1月 3日 (土)

テコフィレア 促成栽培 開花

Img_5956_1_1   Tecophilaea cyanocrocus

ティコフィレアが開花しました。

真っ青な花色が綺麗です。

夜になると花弁は閉じます。

<出窓での促成栽培での育て方>

球根は10月に植えて屋外の雨の当たらない

日向で管理します。

芽が出て育ちます、最低気温が0℃に近づく頃

室内の出窓に移します。

出窓で育てると太陽の方向に芽が曲がるので、

毎日180度鉢を回転させながら育てます。

春、最低気温が5℃を上回ったら屋外に日向に

移し休眠まで栽培します。

2014年12月31日 (水)

テコフィレア 促成栽培

Img_5955_3_1    Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア・シアノクロッカス

今年は屋内の出窓で促成栽培をしてみました。

生長期間を伸ばし、球根の太りを良くすること

を試みます。

また春、気温が上がってから開花させると花形が

すぐに崩れるので、寒い冬の間に開花させ綺麗な

花を長く楽しむことを目的としています。

今日、蕾が開いてきました。

綺麗なインクブルーです。

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