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Tillandsia チランジア

2025年4月 7日 (月)

謎のチランジアに花 Tillandsia aff. thiekenii

P4073947_1_1  Tillandsia aff. thiekenii

謎のチランジアに花が咲きました。

苞葉はピンク色で花弁は紫色です。

この個体はチランジア・ブラキフィラとして入手したもの

ですが、苞葉の色が異なります。

チランジア・ブラキフィラの苞葉はもっと赤色が強いです。

P4073951_3_1 Tillandsia aff. thiekenii

どちらかというと草姿を含めて、Tillandsia thiekenii

(チランジア・シーケニー)に近い印象を受けます。

P4073953_4_1 Tillandsia aff. thiekenii

全体の大きさ。

もう、チランジア・シーケニーでいいのではとも思いますが、

そのチランジア・シーケニー自体が怪しいです。

日本で出回っているものは、種の同定がなされていないような気がする。

P4073957_6_1 Tillandsia aff. thiekenii

花の大きさ。

切れ込みのある可愛い花弁です。

 

2025年3月21日 (金)

Tillandsia landbeckii チランジア・ランドベッキー

P3193877_1_1 Tillandsia landbeckii

チランジア・ランドベッキーはチリやペルーの砂漠に自生しています。

subg. Diaphoranthema(ディアフォランテマ亜属)。

↑の個体は自生地採取株で、コレクションナンバー付きです。

自生地にある小さなコロニーぐらいに成長してくれました。

直径9㎝の素焼鉢に入れています。

P1143736_2_1 Tillandsia landbeckii

チランジア・ランドベッキーは砂漠に頻発する霧から水分を獲て

生きています。

チリやペルーが位置する南米大陸西岸沖にはフンボルト海流(ペルー海流)

が流れていて、海から山脈が近いことも相まって霧が発生します。

育て方もそれに準じて、毎日霧吹きで軽めに水やりをします。

チランジアの中でも水を欲しがるので、長期間乾燥させると

成長が著しく悪くなります。

P1143735_1_1 Tillandsia landbeckii

3本ぐらいから栽培を始めたので、ここまで長い道のりでした。

11年かかっています。

<育て方>65%程度の遮光下で、風通しの良い環境で管理します。

2025年2月23日 (日)

謎のチランジア。

P2233794_2_1 Tillandsia aff. thiekenii

チランジア・シーケニーに似た、謎のチランジア。

大きさは約4㎝。

花序が出てきました。

P2233796_3_1 Tillandsia aff. thiekenii

花序は薄いピンク色です。

苞葉にもトリコームがあります。

P2233797_4_1 Tillandsia aff. thiekenii

チランジア・シーケニー自体が謎なので、この個体も

何なのやら。

日本でチランジア・シーケニーとされるものは、一時期に山採りの

株が輸入され流通しました。

自生地の画像を見ると小型で、やはり下向きに生えています。

P2233799_5_1 Tillandsia aff. thiekenii

この株は上向きに育てていますが、問題なく生育しています。

 

2025年2月19日 (水)

枯れるチランジア・テクトラム と 生存戦略。

P2193787_1_1  Tillandsia tectorum stem type

去年の猛暑で枯らしてしまったチランジア・テクトラム

もう少し遮光を強めていたらと後悔しています。

一昨年から高温障害の兆候がありました。

枯れてきているチランジア・テクトラムですが、茎の部分から

子株をたくさん出しています。

P2193788_2_1  Tillandsia tectorum stem type

↑この子株が外れて生き残るようです。

これに似た現象があって、幹立ちするアロエも乾燥で枯れかけた

時に、幹から小さな子株を沢山出してきます。

小さな子株は外れて転がり、時には風で移動させられながら

生育できる場所を探すのでしょう。

P2193789_3_1  Tillandsia tectorum stem type

↑緑色の部分が生きている子株です。

2025年2月 8日 (土)

謎のチランジア 花は未だ。

P2053765_1_1 Tillandsia aff. thiekenii

チランジア・シーケニーに似た、謎のチランジア。

大きさは高さが約4㎝。

今が一番美しいフォルムです。

P2053767_3_1 Tillandsia aff. thiekenii

コロッとした形が可愛く、トリコームも美しいです。

花が咲くのは、ある程度うれしいのですが、花後に全体の

形が崩れるのは残念です。

P2053771_5_1 Tillandsia brachyphylla

↑は開花後に子株が出てきたチランジア・ブラキフィラです。

葉のまとまりが無くなり、綺麗な姿が台無しです。

子株は3つ出てきましたが、再び綺麗な形になるまで

ひどい姿です。

開花後はこうなってしまうのです。

P2053770_4_1 Tillandsia aff. thiekenii

花序が出てきました。

開花までもう少しです。

毎日、霧吹きで軽く水やりをしています。

2025年1月23日 (木)

Tillandsia ionantha var. maxima

P1223742_1_1 Tillandsia ionantha var. maxima

チランジア・イオナンタ マキシマ

開花後に出た子株が大きくなりました。

大きさは約10㎝。

マキシマにも様々な系統がありますが、これは葉の密度が高く

綺麗な個体です。

P1223745_4_1 Tillandsia ionantha var. maxima

朽ちてゆく親株。

子株は親株からの支援もあり、成長スピードが速いです。

チランジア・イオナンタ マキシマを大きく育てるには

植えこんで根を張らせます(植え込み材への水やりは行いません、

植物への霧吹きだけで育てます)。

写真のマキシマは素焼鉢にココヤシのチップで植えています。

2025年1月15日 (水)

謎チラ に 花芽。

P1143738_4_1 Tillandsia 謎チラ

葉の形状や葉の表面のトリコームの様子から、

Tillandsia brachyphylla(チランジア・ブラキフィラ)

と確信して買った株ですが、どうも違うようです。

株の高さは約4㎝(T.ブラキフィラとしては小さすぎる)。

素人に種の同定は難しい。

P1143737_3_1 Tillandsia 謎チラ

その正体不明の謎のチランジアに花芽が上がってきています。

ということは、この大きさで成株という事です。

Tillandsia thiekeniiかな?

ネットで画像検索しましたがよくわかりません。

形態が様々です。

そもそもチランジア・シーケニーの自生地画像は見たことが

ありません。

P1143740_5_1 Tillandsia 謎チラ

発根しています。

<育て方>

素焼鉢に洋ラン用のバークで植え付けています。

水やりは毎日霧吹きで与えています(冬の間は少なめに)。

P1273750_3_1  Tillandsia 謎チラ

花序がだいぶと大きくなってきました。

少しピンク色に色付いています。

P1273751_4_1 Tillandsia 謎チラ

正面から。

近年では実生苗がよく出回ります。

この株も何かの実生かも。

今、日本でTillandsia thiekeniiとして出回っている物には疑問が

残ります。

海外のサイトの写真では、もっと大型で下向きに育っているのを

シーケニーとして扱っています。

2024年12月27日 (金)

Tillandsia ionantha の カーブ

Pc203698_1_1 Tillandsia ionantha

このチランジア・イオナンタは上を向いて、かなり曲がっています。

イオナンタの群生株を育てている人ならわかるのですが、普通は

横に出たものは横向きに育ちます。

ちょっと価値のあるイオナンタだと写真のように上向きに方向を変えて

丸まります。

今のチランジア業界は「カーブ」ブームなので、曲がって纏るような

ものがもてはやされています。

2024年12月25日 (水)

Tillandsia atroviridipetala var. grandispica

Pc083690_3_1 Tillandsia grandispica

チランジア・グランディスピカ

株幅は約9㎝。

以前はチランジア・アトロビリディペタラの変種として

扱われていました。

基本種よりも葉幅が広く、大型になります。

Pc203699_2_1 Tillandsia grandspica

風通しを好み、高温を嫌います。

個人的にはチランジア・アトロビリディペタラよりも栽培は

簡単です。

2024年12月16日 (月)

Tillandsia fuchsii var. fuchsii

Pc083689_2_1 Tillandsia fuchsii var. fuchsii

チランジア・フックシーフックシー。

これは、鉢の上に置いていたら根が張ってしまった個体です。

根を張ると大きく育つのか、株幅が10㎝ほどあります。

Pc153695_1_1 Tillandsia fuchsii var. fuchsii

チランジア・フックシーフックシー

こちらはコルク栓に着生させているものです。

株幅は6㎝と小柄です。

冬の室内でのチランジアへの水やりは軽めが基本です。

風が吹かない室内では乾かないと腐るので、すぐに乾く程度

の水を霧吹きで与えます。

厳禁:暖房の温風に当ててはいけません。

チランジアを乾かすにはサーキュレータなどで空気を

攪拌してください。

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