Lilium maculatum var. bukosanense flower
ミヤマスカシユリ
秩父の武甲山が原産の下垂するスカシユリの一種です。
写真の株は実生苗です。
Lilium maculatum var. bukosanense
自生地のミヤマスカシユリは崖に自生し、斜面に沿うように
下垂します。
葉のつき方は2列互生(にれつごせい)のように見えます。
Lilium maculatum var. bukosanense
横から見ると、茎が湾曲していることが判ります。
木子(ちいさな球根)を出しても増えますが、外して別の鉢に
植えないと大きくならないようです(一ヵ所からは群生しない)。
栽培は難しく、球根を腐らせることが多いです。
硬質の鹿沼土や赤玉土で排水性を良くし、球根を深く埋めます
(釉薬の無い縦長の鉢が適しています)。
半日陰で管理し、鉢に直射日光を当てないようにします。
Lilium maculatum var. bukosanense
ミヤマスカシユリの花。
A fluffy dandelion
ニホンタンポポ(たぶんカンサイタンポポ 関西の祖父母の庭で採取)
の綿毛です。
セイヨウタンポポに比べ控えめなイメージです。
種子は3個ほどが成熟して完成していますが、それ以外は`しいな´
の様です。
写真を撮った後、カメラを置いて採取に戻ると既に風に飛ばされた
後でした。
こちらは残念ながら受粉できなかった花の綿毛です。
日本の在来種の‘たんぽぽ’は自家結実しません。
蒲公英は虫媒花なので近くの別個体の花粉が運ばれてこないと
種子ができません。
授粉できなかったタンポポの花も一応綿毛を広げますが、写真の
ような形です。
タンポポは外側の花から開花します。
1輪のタンポポは多数の花の集合体(頭状花)です。
写真の花の中心部の花弁は、まだ固く閉じています。
タンポポの葉はビタミンが豊富でハーブとして使います。
薬草として漢方でも「蒲公英(ぼこうえい)」として健胃・
利胆・解熱強壮に用い、外用として傷にすり潰して使います。
食べることも出来ます。
早朝、まだ寝ているたんぽぽの花。
タンポポの花は日光が当たらなくなると閉じます。
たんぽぽ 開花2日目。
ほとんどの小花が開花しオシベを伸ばしています。
カンサイタンポポの萼片は反り返りません。
カンサイタンポポ 開花3日目。
中心部の花も開花しています。
イリス・パラドクサの蕾。
開花の様子を順を追って掲載します。
蜂に擬態した花弁が出てきます。
外花被片はメス蜂のお腹の形に擬態していて、裏返ることで
完成します。
虫媒花なのでオスの蜂を引き寄せて、花粉を運んでもらいます。
内花被片には筋状の模様が入り美しいです。
西アジア原産のオンコキクルス(Oncocyclus)系アイリスです。
外花被片のアップ。
毛状突起が生えています。
<栽培>
花後は梅雨の頃、葉が緑色でも断水し鉢土ごと乾燥させて
夏越しさせます。
根茎を掘り起こしての乾燥保存も出来ますが、鉢土に
埋めたままの方が秋の回復が良好です。
鉢植えで育てます、地植えは基本的に出来ません。
秋に新芽が動き出したら水遣りを再開し成長させます。
雨除け栽培を推奨。
害虫はアブラムシに注意、バイラス病を感染させます。
Cyclamen シクラメン Dudleya ダドレア属 Helleborus クリスマスローズ Rose バラ Tecophiaea テコフィレア Tillandsia チランジア グラス類 grass ソテツ類 Cycadaceae ハーブ herb ビオトープ biotope ベビーティアーズ Soleirolia soleirolii ラン Orchid 古典園芸 Japanese traditional horticulture 四季なりイチゴ Wild Strawberry 園芸 horticulture 多肉植物 succulent 山野草 wild plants 果樹 fruit tree 珍しい植物 盆栽 Bonsai 美術 art 苔 moss 趣味 野菜 vegetables
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