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山野草 wild plants

2025年6月29日 (日)

庭の佳花 ネジバナ

P6264085_1_1 Spiranthes sinensis

ネジバナの花。

螺旋状に咲き上がる姿が可憐です。

P6274092_3_1 Spiranthes sinensis

芝生の雑草として嫌われることもありますが、ラン科

独特の気品があります。

P6274095_6_1 Spiranthes sinensis

地下には小さな大根のような紡錘根が数本あります。

適切な環境でなければ気難しく栽培が少し難しいです。

今でも、初めてこの花を見た時の感動を忘れません。

2025年6月 5日 (木)

クロカミラン の花。

P6044058_1_1 Orchis graminifolia var. kurokamiana

クロカミラン

ウチョウランよりも耐暑性があり、大阪では毎年

花を咲かせてくれます。

茎は斜上し、崖から覗くように開花します。

軽石をくり抜いた鉢に、山野草用の用土で植えています。

P6044059_2_1 Orchis graminifolia var. kurokamiana

クロカミランの花。

長く艶やかな葉との対比が美しいです。

2025年5月16日 (金)

雑草と化す?四つ葉のクローバー。

P5014022_8_1 Trifolium repens 四つ葉のクローバー

シロツメクサの花が咲いています。

自然に種子が出来たのか、庭の一角に四つ葉のクローバー

が生えていました。

P5014023_9_1 Trifolium repens 四つ葉のクローバー

↑庭で野生化した四つ葉のクローバー。

この四つ葉のクローバーは‘四つ葉’になる性質が、実生でも

受け継がれます。

ダンゴムシ等に食べられずに成長できるでしょうか。

食害に対し、オルトラン粒剤などを周囲に撒くのも有効かも

しれません。

環境への実生順化にも期待しています。

夏に暑さと乾燥で枯れそうですが、観察を継続します。

P5104035_1_1 Trifolium repens 四つ葉のクローバー

葉の海に浮かぶシロツメクサの花。

四つ葉のクローバーは探せましたか?

P5154042_1_1 Trifolium repens 四つ葉のクローバー

四つ葉のクローバーには探す楽しみが大切です。

全ての葉が四つ葉になる栽培品種が売られていますが、

料理やデザートなどの飾りつけに営利栽培するのには向いて

いますが、趣味で育てるにはつまらないです。

 

2025年4月11日 (金)

カンサイタンポポ

P4103965_5_1 Taraxacum japonicum

カンサイタンポポ(兵庫県宝塚市の私有地に自生していたもの)

P4093963_3_1 Taraxacum japonicum

花の大きさは約3.5㎝。

花色は薄いです。

P4093962_2_1 Taraxacum japonicum

総苞片の反り返りはありません。

P4103964_4_1 Taraxacum japonicum

葉の鋸歯は深く切れ込んではいません。

P4203990_1_1 Taraxacum japonicum

ニホンタンポポは春の花です。

P4073959_1_1 Taraxacum 

タンポポの花の開き方が興味深いです。

頭状花序なので花びら一枚一枚がそれぞれ花なのですが、

一斉には咲きません。

こう見ると花弁の配置が、かなり窮屈です。

試しながら順序良く開き、時間差も作って受粉の成功率を

上げているようです。

2025年4月 6日 (日)

四つ葉のクローバーの自然実生苗。

P4043928_7_1 Trifolium repens 

四つ葉のクローバーが去年に花を咲かせてタネをつけていた

ようです。

その種子が、他の鉢植えの中で春になって自然に発芽していました。

このクローバーは、本物のシロツメクサです。

P4043927_6_1 Trifolium repens 

↑すでに有望な苗も見つけています。

これは5つ葉ですね。

四つ葉のクローバーは「四つ葉」になる遺伝子を持った

シロツメクサの選別種なので、実生でもその形質が

受け継がれるようです。

P4053933_1_1 Trifolium repens ‘四つ葉のクローバー’

↑の苗は四つ葉が出ています。

2025年4月 5日 (土)

大輪タンポポが咲きました。

P4053930_2_1 Taraxacum ‘Big flower Dandelion’

去年の春に種を蒔いて、今年の春に開花しました。

P4053929_1_1 Taraxacum 

花径は約5.5㎝。

とりあえず、この株は合格です。

今の時期から咲き始めるので、大輪の個体を選別します。

P4053931_3_1 Taraxacum 

総苞片の反り返りは無いです。

「六アイたんぽぽ」のような、関西タンポポと西洋蒲公英

との交雑種の可能性が高いです。

P4063943_1_1  Taraxacum 

花の数も多く、見ごたえがあります。

P4063946_4_1 Taraxacum 

↑左側は少し小輪ですが普通のタンポポで、右側が大輪たんぽぽ。

P4063945_3_1 Taraxacum 

海外には食用のタンポポの品種がたくさん存在します。

葉はビタミンが豊富で、サラダやおひたしにして食べることが出来ます。

基本丈夫なので、菜園もかねてタンポポ栽培が楽しいです。

2025年4月 4日 (金)

台湾ハッカクレン の芽が出た。

P4033922_2_1 Podophyllum pleianthum

台湾八角蓮の芽が出て伸びてきました。

大阪府の平野部では、屋外で冬越しできます。

庭植が出来る丈夫な山野草で、日陰に植えるのが

栽培のポイントです。

大きくなると草丈は30㎝ほどになります。

P4033923_3_1 Podophyllum pleianthum

台湾八角蓮

北側の何も植えられないような日陰で生育するので、

面白い草姿もあり重宝します。

日向で育てると夏頃には葉が枯れてしまいます。

P4033924_4_1 Podophyllum pleianthum

タイワンハッカクレンのは全草に毒があるので、小さな

子供が居る所では注意が必要です。

中国漢方では、その毒を解熱剤として利用するそうです。

2025年3月31日 (月)

イワザクラの花。

P3313909_1_1 Primula tosaensis

イワザクラ

根が多く深く張るので、筒状の鉢を使っています。

P4013913_1_1 Primula tosaensis

長さが15cmぐらいの鉢です。

大阪の平野部では開花時期までは日向で、開花後は

日陰で管理します。

鉢に直射日光が当たらないようにします(鉢土の温度が上がり根

を痛めます)。

P3313912_2_1 Primula tosaensis

イワザクラは品種改良していない自然のままで可憐です。

やはり自生地で咲く姿には遠く及びません。

以前に庭に小さな石垣(ロックガーデン)を作って、隙間に

植えましたがダンゴムシの食害がひどく諦めました。

2025年3月29日 (土)

大輪タンポポ が咲くかもしれない。

P3293904_4_1 Taraxacum sp.

大輪タンポポの種子を去年に蒔いたもの。

巨大な花が咲く保証は無い種子を買って育てています。

京都府で採取された種子です。

種子が出来るという事は3倍体では無いですね。

大輪の性質が受け継がれるという事は4倍体の可能性があります。

去年の春に播種して2年目です。

蕾が出てきましたが、この時点ですでに直径が1㎝を

超えています。

P3293905_5_1 Taraxacum sp.

別株の蕾も大きいです。

大輪のタンポポの花に期待が膨らみます。

ロクアイタンポポのような巨大な蒲公英だったらいいな。

P3293906_6_1 Taraxacum sp.

葉の形は生育環境によって違います。

P3293907_7_1 Taraxacum sp.

2025年3月24日 (月)

アンザンアヤメ Iris tigridia

P3243884_1_1 Iris tigridia

アンザンアヤメの花。

花径は約6㎝。

花は一日花で午後2時ぐらいには、しぼんできます。

中国西部から中央アジアにかけて自生します。

自生地の標高は高いと思いますが、大阪の平野部でも

夏越しできています。

P3243886_2_1 Iris tigridia

花が咲く時期の葉の高さは10㎝ぐらいです。

花は葉の成長に先駆けて開きます。

P3243888_3_1 Iris tigridia

本物のアンザンアヤメは花弁の色の境界が不鮮明です。

色がぼかした様に移ります。

西日と午後からの直射光が当たらない所で管理しています。

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